ふるさと生き物風景ツアーは、オオサンショウウオの生息地で有名な蒜山高原と大山の草原やブナ林をまわり、地元NPOが実施する草原生態系やギフチョウ、ヤマネ保護調査に参加し、霊峰大山の自然文化遺産や麓に広がる昔懐かしい農村の自然や風景を訪ね、名峰の旅を楽しみます。
協力:グラウンドワーク大山蒜山
国の特別天然記念物に指定されている別名ハンザキとも呼ばれる両生類の一種で、60年以上も生きる長寿な生き物です。涼しく、湿度の高い山地の谷川や水辺などがお気に入りで、蒜山高原や奥日野地域の川辺など、きれいな自然の中でないと生きていくことができません。夜行性のため昼間はなかなか見ることができませんが、雨の日や産卵期にしばしば姿を表します。
古くから日本の農村に生息する身近な生物として親しまれており、生物多様性を計るための重要な指標となる生物です。生息地であり、カをはじめとするエサ場でもある池や沼の減少により、絶滅が危ぶまれている種もあります。
森の木の上で暮らす、一属一種の日本固有種で、国の天然記念物に指定されている夜行性のほにゅう類です。リスやネズミと似ていますが、別の種類で、日本には数百万年前からすんでいるといわれています。花や果実、蜜など甘いものが好きで、トンボや蛾、カマキリなどの昆虫も食べます。
アテナ(ギリシャ)神の化身として、知恵、技芸の神、あるいは農業、森の守り神とされてきました。平地から山地にかけての森林に生息しており、夜行性のため昼間は樹の穴や木立の茂みなどで休んでいます。主にネズミやモモンガといった小型のほにゅう類や小型の鳥類、昆虫などを食べます。
グラウンドワーク大山蒜山
.